変形性股関節症のリハビリに福岡市西区の整体・ピラティスrootのピラティスがおすすめ。

変形性股関節症のリハビリを行う女性

変形性股関節症と診断されたけど、手術はしたくない。

こんにちは。福岡市西区で整体とピラティスを通して、痛みや不調の根本改善を行なっているrootです。

当店には、変形性股関節症や変形性膝関節症と診断されたけどえ、手術はしたくない。できればリハビリで治していきたいというお客様が多数ご来店されております。

変形性股関節症でもピラティスができるの?

変形性股関節症で手術しないためにリハビリを頑張る女性

ピラティスっていうとなんだかハードな運動をイメージされる方も多いですよね。ピラティスって元々は、怪我した兵隊さんたちを戦場に送り返すためのリハビリを目的として作られたものなんです。

なので、医療現場や、妊婦さんの体操としても活用されるくらい安全性が高いものです。

変形性股関節症の方がピラティスレッスンをするときに注意するポイント

変形性股関節症の方がピラティスレッスンを行う際には、いくつかの重要な注意ポイントがあります。これらのポイントを守ることで、安全にレッスンを行い、痛みの緩和や筋力強化を効果的に進めることができます。

1. インストラクターに症状を事前に伝える

まず、レッスンを始める前に、インストラクターに変形性股関節症であること、症状の進行具合、痛みの程度などを詳細に伝えることが重要です。これにより、インストラクターが個々のニーズに合わせた適切なエクササイズを指導してくれます。

2. 痛みのない範囲で運動する

痛みを感じる動作は無理に行わず、痛みが出ない範囲でエクササイズを行うことが基本です。特に股関節に負荷がかかりすぎるような動作や、関節にねじれを加える動作は避けるべきです。痛みがある場合は、その場で中止し、無理をしないことが大切です。

3. 股関節に負担の少ないエクササイズを選ぶ

ピラティスには、さまざまなエクササイズがあり、その中には股関節に負担が少ないものも多く含まれています。たとえば、仰向けの姿勢や座った状態でのエクササイズは、立った状態よりも股関節に負担がかかりにくいため、安心して取り組めます。レッスン中は、インストラクターと相談し、無理のない姿勢で行える運動を選ぶことが重要です。

4. ゆっくりした動きで筋肉をコントロールする

ピラティスは、筋肉をゆっくりとコントロールしながら動かすことが特徴です。変形性股関節症の方にとっては、急激な動きや勢いをつけた動作は股関節に負担をかけやすいため、できるだけゆっくりと動作を行い、筋肉のコントロールを意識することが大切です。

5. 体幹を意識して動く

股関節症の場合、体幹(コア)の筋力を強化することで、股関節への負担を軽減することができます。ピラティスでは、体幹をしっかり使って動作をサポートするエクササイズが多いため、意識的にお腹や背中の筋肉を使って安定させることが重要です。

6. 柔軟性を向上させるが無理なストレッチは避ける

柔軟性を向上させることは、股関節の可動域を広げ、痛みを緩和する効果がありますが、無理に股関節を伸ばすような過度なストレッチは避けましょう。特に、股関節を開く動きや深く曲げる動作は、股関節に強い負担がかかることがあるため、痛みがない範囲で柔軟性を高めていくことがポイントです。

7. 呼吸を大切にする

ピラティスでは、動作に合わせた深い呼吸が重要な要素です。深い呼吸を行うことで、筋肉に酸素を供給し、体全体のリラックスを促進します。呼吸に集中することで、痛みの緩和やエクササイズの効果を高めることができるため、呼吸を意識しながら動作を行うことが推奨されます。

8. 負荷を徐々に増やす

最初から激しい運動や高い負荷をかけることは避け、体力や症状に応じて徐々に負荷を増やしていくことが大切です。股関節症の場合、少しずつ筋力をつけ、体のバランスを整えることが目標となるため、無理をせずに段階的にエクササイズの強度を調整しましょう。

9. 医師や理学療法士との相談

ピラティスを始める前に、必ず医師や理学療法士に相談し、運動が適しているかどうかを確認しましょう。股関節の状態や症状に応じたアドバイスを受けることで、より安全にピラティスを取り入れることができます。

変形性股関節症の方がピラティスをすると、歩く時の痛みが改善?

変形性股関節症の方がピラティスを行うことで、歩くときの痛みが減る理由は、股関節周りの筋力強化や柔軟性の向上、姿勢の改善によって、股関節にかかる負担を軽減できるためです。詳しくは以下の要素が関係しています。

変形性股関節症でも歩く女性

1. 股関節周辺の筋力強化

ピラティスは、特に体幹や骨盤周りの筋肉を強化するエクササイズが多く含まれています。股関節症の場合、臀部や大腿四頭筋(太もも前の筋肉)、内転筋(太ももの内側の筋肉)などを鍛えることで、股関節を支える力が増し、歩行時に股関節への過剰な負担を軽減できます。筋力がつくことで関節の安定性も向上し、痛みの軽減につながります。

2. 柔軟性と可動域の改善

股関節の柔軟性が失われると、動きが制限され、痛みが増すことがあります。ピラティスでは、関節の可動域を広げるためのストレッチや柔軟性向上エクササイズが豊富に含まれています。これにより、関節周りの筋肉や腱が柔らかくなり、歩行時の股関節の動きが滑らかになり、痛みを軽減する効果が期待できます。

3. 低負荷で安全な運動

変形性股関節症の方にとって、関節に強い負荷をかけないことが重要です。ピラティスは体重をかけずに行うエクササイズが多く、無理のない範囲で筋力を高め、柔軟性を向上させることができます。これにより、関節に負担をかけることなく痛みを軽減できるのです。

4. 姿勢と歩行の改善

股関節症によって、歩行時の姿勢が不自然になったり、他の部分に負担がかかることがあります。ピラティスでは、骨盤の位置や背骨のアライメントを正すことに重点を置いているため、姿勢のバランスが整い、歩行時に股関節にかかる不均等な圧力が軽減されます。結果として、歩く際の痛みも軽くなります。

5. 体のバランスと安定性向上

ピラティスは、体幹の強化を通じて全身のバランス感覚を養うエクササイズです。体のバランスが良くなると、日常生活での動作や歩行の際に、股関節への不必要なストレスがかかりにくくなり、痛みの軽減に繋がります。

6. 神経‐筋の協調性向上

ピラティスのエクササイズは、呼吸と動きの調和を重要視します。これにより、神経‐筋の協調性が向上し、日常的な動作や歩行がより効率的かつスムーズになります。このスムーズな動作は、股関節の痛みを軽減する効果があります。

まとめ

ピラティスが変形性股関節症による歩行時の痛みを軽減する理由は、股関節周りの筋力と柔軟性を高め、姿勢を改善することで股関節にかかる負担を減らすためです。また、ピラティスは無理なく行える低負荷な運動であり、歩行時の痛みの管理に適しています。

股関節の状態や症状に合わせて、無理なく専門家の指導のもとでピラティスを行うことが大切です。

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