「私の人生を変えた卵巣嚢腫とピラティス」

福岡市西区の九大学研都市でピラティスをする女性

なぜ整体とピラティスのサロンを??

専門学校卒業後、福岡市の有名整形外科で理学療法士として勤務し、手術後の患者様から、五十肩、変形性膝関節症、ヘルニア、スポーツ選手、高齢者など幅広い患者様のリハビリに携わって来ました。

そんな中で、婦人科疾患もお持ちの患者さん、更年期症状にも悩んでいる患者さん、尿もれがひどくて尿とりパットが1年外せていない産後のママさん今の痛みの原因を辿ると「出産」や「産後」の身体がターニングポイントになっていた患者さん。子育てが落ち着き、自分の時間を楽しもうと思った矢先親の介護が始まり、身体が悲鳴を上げている患者さんなど女性に訪れるライフステージの変化で女性特有の身体や生活の課題を抱える方をたくさん目の当たりにしてきました。

そんな中、私自身の生活はというと朝の7時過ぎには病院へ行き、治療や技術の勉強が始まり、9時から18時くらいまで患者さんを対応し、今度は、終わってから技術の練習や研修・研究。

22時までには病院を出ないと行けなかったので忙しい時には、21時50分まで居残りをし、22時に病院を出る!という生活を繰り返していました。

(これは私だけではなく、当時勤めていた病院の理学療法士は

患者さんを良くするために当たり前のようにこんな生活をしていました)夜も遅く、食事も不摂生な生活、、。

私自身も「肩こり」や「疲れが取れない」「腰痛」などの身体の不調を繰り返し、その度に整体や整骨院などいろんなところへ行き、その時はよくなるけど、また痛み出す。。。というのを繰り返してきました。

痛みに苦しむ女性

そんな時、産婦人科の検診で「卵巣嚢腫」が見つかり手術をする事になります。

仕事や遊びが忙しいということを理由に食事や身体の管理をおろそかにした結果24歳という若さで手術をするまでに至りました。

手術が終わり、入院生活を送る中で、「これはあくまで悪いものを取り除いただけ」「健康な体になったわけでなはい」ということは理解しており、このままだと不健康な人生のままだ。これから、結婚だってしたいし、子供も欲しい。もしかしたら、この不健康な状態だと、妊娠しにくい身体かもしれない。。。

いろんなことが頭をよぎり、入院中に自分自身の身体と今後の生活値向き合いました。怪我や病気を治したら、今度は「根本的に身体を良くしていく必要性があること」。それを体感し、何かを変えようと、自分自身がピラティスレッスンに通い始めました。

屋上でヨガをする女性

ピラティスを初めて、それをきっかけに食事や生活リズムも気をつけるようになり肩こりや腰痛に悩んで、毎日重たくて、だるくて疲れていた身体が、訛りが取れたように軽くなっていきました。

身体を本来のいい状態にする。作るってこれだーーー!と身をもって体感しました。

元々自分の身体のためにと勉強していた「ウィメンズヘルス領域(生理痛や、妊娠、出産、更年期、乳がんなど女性の身体に特化したリハビリのこと)」の影響や、自分自身が、手術や入院を経験し、患者さんの立場を体験したこと。どん底のボロボロの体から健康的な身体を手に入れたこと。

そんないくつもの経験が重なり、「身体の痛みや不調に悩む女性の身体を根本から良くするサポートをしたい。」という気持ちも前よりも強くなりました。

そうは思っても、医療現場の現実は「痛みが取れて動きも良くなったのでリハビリは終了」でもまだまだ身体の機能や生活は問題点だらけ。。

「妊娠中のトラブルは妊婦だから仕方ない」

「産後の身体の痛みは産後だから仕方ない」

「更年期の不調は更年期だから仕方ない」

と産婦人科や整形外科では、医療保険の対象とならず「仕方ない」と片づけられてしまい

どこに行ったらいいのか分からない身体の痛みや不調を抱える女性に医療現場でアプローチするのは難しい現状でした。

医療の現場で根本的に健康な身体を作っていくのは難しいのが現実。でも私が助けたい人たちはこういう人なんだと使命感に変われ、「病院や医療の現場でそれができないなら、それができる場所を作ろう」「仕方ない」と片づけられ、どこに行けば解決するのか分からない妊娠中や産後・更年期など女性の特有の不調を整体とピラティスがあれば根本から改善できるのではないかと独立することを決意し、

「身体を整える整体(施術)とピラティス』を組み合わせたサロンrootルートを立ち上げました。

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