変形性膝関節症と診断されたけど手術はしたくない。手術をしなくても痛みを改善していきたい方は、福岡市西区の整体・ピラティスサロンtootへ

膝を痛めている女性

膝が痛くて病院を受診し、手術を勧められた。または、ヒアルロン注射を打ち続けているけど、痛みは変わらない。「手術だけは避けたい。」そんな思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

人間が動かない生き物であれば、注射や痛み止めで改善していくのですが、人間は必ずと言っていいほど動く生き物なので、動きを改善しない限りは膝の痛みは軽減していきません。

当店にも「変形性膝関節症」や「膝の半月板損傷」と診断されたけど手術はしたくない。そういった方が多数ご来店されています。

スタッフは、整形外科病院の理学療法士として、変形性膝関節症の患者様のリハビリに携わっていたため、リスク管理から、痛みを軽減するために必要な運動・トレーニングを熟知しております。

変形性膝関節症ってどんな病気?

変形性膝関節症に関しての記事はこちらをご覧ください。

変形性膝関節症の主な治療方法

変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)は、膝の軟骨がすり減ることで痛みやこわばりを引き起こす疾患です。その治療方法は、進行度や症状の程度によって異なります。以下のような治療法があります。

1. 生活習慣の改善

  • 体重管理:体重を減らすことで膝への負担が軽減され、症状の進行を抑えられることがあります。
  • 運動療法:軽度から中等度の膝関節症では、膝周りの筋力を強化することで症状の改善が期待されます。水中運動やストレッチ、ウォーキングなどが推奨されます。

2. 物理療法

  • 温熱療法:温めることで血流が促進され、痛みやこわばりを軽減する効果があります。
  • 電気療法や超音波療法:これらの治療法も痛みを和らげる効果が期待されます。

3. 薬物療法

  • 鎮痛剤:痛みが強い場合、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が処方されます。
  • ヒアルロン酸注射:膝関節に直接注射し、関節の潤滑を改善し、痛みを和らげます。
  • ステロイド注射:炎症が強い場合に短期間で炎症を抑えるために使用されます。

4. 装具の使用

  • 膝サポーターやインソール:膝の負担を軽減するために使用されることがあり、歩行の安定性を高めます。

5. 手術療法

  • 関節鏡手術:初期の症状の場合、軟骨の修復や関節内のデブリを除去する手術が行われます。
  • 骨切り術:膝の軸を調整して関節への負担を減らす手術です。
  • 人工膝関節置換術:重症の場合、変形した膝関節を人工関節に置き換える手術が行われます。

6. 再生医療

  • PRP療法:自己血液から採取した血小板を膝に注入し、組織の再生を促す治療です。
  • 幹細胞治療:幹細胞を用いて関節の再生を目指す新しい治療法です。

変形性膝関節症は進行性の病気ですが、早期の治療と適切な管理により、症状の改善や進行を抑えることができます。症状や状態に応じて、医師と相談しながら最適な治療法を選ぶことが重要です。

手術をしない選択だと何をしたらいい?なぜ変形性膝関節症にピラティスが効果的?

変形性膝関節症と診断されピラティスをする女性

ピラティスは、変形性膝関節症(OA)に対して効果的なエクササイズとして注目されています。

ピラティスは、リハビリを目的として作られたもの

ピラティスは、体の柔軟性や筋力を向上させ、姿勢やバランスを整えることを目的とした運動で、特に膝関節に負担をかけずにトレーニングできる点が特徴です。ピラティスが変形性膝関節症に効果的な理由はいくつかあります。

1. 膝への負担が少ない

ピラティスは、膝に大きな負荷をかけずに行えるエクササイズが多く含まれています。特に床で行うエクササイズや、リフォーマー(専用器具)を使ったエクササイズでは、膝への直接的な圧力を減らしながら体全体を動かすことができ、痛みを悪化させることなく運動ができます。

2. 筋力強化

変形性膝関節症では、膝を支える筋力が弱くなることが多く、特に太ももの前面の大腿四頭筋や、股関節周囲の筋肉が重要です。ピラティスのエクササイズでは、これらの筋肉をバランスよく鍛えることができ、膝関節への負担を軽減し、痛みを和らげる効果が期待できます。

3. 姿勢とアライメントの改善

ピラティスは、体全体の姿勢とアライメント(骨の配列)を重視します。正しい姿勢を維持することで、膝関節にかかる不必要なストレスを減らすことができます。例えば、骨盤や腰の位置が整うことで、膝への負担が軽減され、関節の摩耗を防ぐことができます。

4. 柔軟性の向上

膝関節が硬くなると、動きが制限され痛みが悪化します。ピラティスは、柔軟性を高める動きが多く含まれており、膝周りの筋肉や関節をやわらかく保つことで、可動域を広げ、関節の健康を保つことが可能です。

5. バランスと体幹の強化

ピラティスでは体幹の安定性も重視されます。体幹が強化されることで、全身のバランスが整い、日常生活における膝への負担が減少します。特に、バランスが悪くなると、転倒や膝の不安定感を招きやすくなりますが、ピラティスを続けることでこれを予防できます。

6. 痛みの軽減と精神的リラックス

ピラティスは、深い呼吸と連動して行うエクササイズが多く、リラックス効果も期待できます。痛みやストレスを軽減し、関節症による心理的な負担を和らげる効果もあります。

まとめ

ピラティスは、膝関節に負担をかけずに筋力を強化し、柔軟性を向上させることができるため、変形性膝関節症の症状改善に有効なエクササイズです。膝の痛みや関節の硬さを和らげ、日常生活の動作をスムーズに行えるようにするため、無理なく継続できるトレーニングとして多くの人に推奨されています。

痛みや不調でお悩みの方へ

コメント