ヨガとピラティスの違い|福岡市西区のピラティスなら女性整体・ピラティスroot

ヨガをする女性
ストレッチポールで足をほぐす女性

ヨガとピラティスの違いをわかりやすく解説

こんにちは。福岡市西区・糸島エリアで女性専門の整体とピラティスを提供していますrootです。

ヨガ・ピラティスかどっちか始めたいけど、違いがよくわからないという方は意外と多いです。今日は、よくご質問いただく「ヨガとピラティスの違いって何?」という疑問にお答えしたいと思います。

ヨガとピラティスは、両方とも健康と健康な体を追求するためのエクササイズ法として広く知られています。両者の違いについて説明させていただきます。

【ヨガについて】

ヨガのレッスンを受けている女性たち

ヨガは、古代インドで生まれた身体と心の統合を追求する哲学的なシステムです。

精神統一瞑想など精神面や思想に重きをおき、心と体を統一させ『幸せ』を感じるものとして作られています。

ヨガの目的は、精神面に重きを置き、心身の健康を促進し、自分の中の平和と調和を追求することです。

ヨガの主な特徴

  1. 哲学的アプローチ: ヨガは哲学的な背景を持ち、心の静寂と平和を追求する要素が強調されます。瞑想や呼吸法を通じて、内なる自己とのつながりを探求し、心の安定を追求します。
  2. 動作とポーズ: ヨガは、様々なポーズ(アーサナ)と動作を通じて体を鍛えます。ポーズは、筋力、柔軟性、バランスを向上させる効果があります。ヨガのアーサナは、呼吸法と共に行われ、身体と心を統合することを重視します。
  3. 心地よいストレッチ: ヨガは、ストレッチングを中心とした動作が多いため、筋肉を引き伸ばして柔軟性を高める効果があります。柔らかい動きを通じて、リラクゼーションと心地よさを感じることができます。

ヨガの種類

屋上でヨガをする女性

Yogaにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴や目的があります。以下に代表的なYogaの種類を紹介します。

  1. ハタヨガ (Hatha Yoga)
    ハタヨガは、最も伝統的なヨガの形の一つで、ポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラーナーヤーマ)を組み合わせたものです。初心者に適しており、柔軟性や体力の向上を目指します。
  2. アシュタンガヨガ (Ashtanga Yoga)
    アシュタンガヨガは、決まった順序でポーズを連続的に行う、動きの多いスタイルです。筋力と柔軟性を高め、内面の集中を促します。
  3. ビクラムヨガ (Bikram Yoga)
    ビクラムヨガは、室温40度、湿度40%の環境で行われるヨガで、26種類のポーズと2つの呼吸法を90分間行います。大量に汗をかくことでデトックス効果が期待されます。
  4. ヴィンヤサヨガ (Vinyasa Yoga)
    ヴィンヤサヨガは、呼吸と動きを連動させて流れるように行うスタイルです。ダイナミックで、全身を使った運動になります。
  5. アイアンガーヨガ (Iyengar Yoga)
    アイアンガーヨガは、体のアライメント(正しい姿勢)に重点を置き、ブロックやベルトなどの道具を使用することで、正確なポーズを追求します。
  6. クンダリーニヨガ (Kundalini Yoga)
    クンダリーニヨガは、精神的な覚醒とエネルギーの活性化を目指すヨガで、呼吸法や瞑想、マントラを用いて、内なるエネルギーを高めます。
  7. レストラティブヨガ (Restorative Yoga)
    レストラティブヨガは、リラクゼーションと回復を目的としたヨガで、ポーズを長時間保持し、心身を癒す効果があります。
  8. パワーヨガ (Power Yoga)
    パワーヨガは、アシュタンガヨガをベースにした強度の高いスタイルで、筋力と持久力を強化するためのエクササイズ的要素が強いです。

これらの中から、自分の目的や体調に合ったスタイルを選んで実践すると良いでしょう。

【ピラティスについて】

ピラティスの準備をする初心者の女性

ピラティスは、20世紀初頭にジョセフ・ピラティスによって開発されたリハビリを目的としたエクササイズ法であり、体幹を中心とした筋力トレーニングを重視します。

ピラティスの機械の種類

ピラティスでは、さまざまな専用マシンが使用されており、それぞれ異なる目的やエクササイズに対応しています。以下に、代表的なピラティスマシンの種類を紹介します。

  1. リフォーマー (Reformer)
    リフォーマーは、ピラティスの最も有名なマシンです。フラットなプラットフォーム(キャリッジ)がスライドする構造で、スプリングの抵抗を利用してエクササイズを行います。全身の筋力強化、柔軟性向上、バランス調整に使用されます。キャリッジに寝たり座ったりすることで、様々なエクササイズが可能です。
  2. キャデラック (Cadillac) / トラペーズテーブル (Trapeze Table)
    キャデラックは、ベッドのような形をした大きなマシンで、四隅に立てられたフレームにバーやストラップが取り付けられています。吊り輪、スプリング、プッシュスルーバーなどを使用して、全身のエクササイズが行えます。特に柔軟性の向上やリハビリテーションに効果的です。
  3. ワンダーチェア (Wunda Chair)
    ワンダーチェアは、椅子の形をしたコンパクトなマシンで、ペダルにスプリングが取り付けられています。立った状態や座った状態でのエクササイズが可能で、特に体幹の強化や下半身の筋力トレーニングに効果があります。
  4. バレル (Barrel)
    バレルは、背中を反らせるような曲線を持った器具で、スパインコレクター(Spine Corrector)やラダーバレル(Ladder Barrel)などの種類があります。柔軟性を高めるエクササイズや、姿勢改善に役立ちます。背骨のカーブに沿った動きをサポートすることで、脊椎の柔軟性を向上させます。
  5. タワー (Tower)
    タワーは、リフォーマーやキャデラックの一部を単独で使用するためのマシンです。ベッド部分に取り付けられたタワーにスプリングやバーがあり、リフォーマーやキャデラックのようなエクササイズを行うことができます。スペースを取らず、効果的な全身トレーニングが可能です。

これらのマシンは、それぞれの目的やエクササイズによって使い分けられ、全身の筋力強化や柔軟性向上、リハビリテーションなどに役立ちます。

ピラティスとは、詳しくはこちらもご覧ください。

解剖学や運動学をもとに正しく身体を使うことに焦点を当てていて、エクササイズを通して歪みを矯正したり、筋力をつけたりといったことを目的とします。 

以下にピラティスの主な特徴をご説明いたします。

  1. 体幹強化: ピラティスは、コア(体幹)の筋肉を重点的に鍛えることを特徴としています。コアの強化によって、姿勢とバランスを改善し、身体の安定性を高める効果があります。
  2. 統合的なトレーニング: ピラティスは、体全体のバランスと調和を追求します。複数の筋肉を連動させて動くことで、身体の統一感と調整能力を向上させます。
  3. 動きと呼吸の統合: ピラティスは、動作と呼吸を組み合わせて行うことが重要です。正しい呼吸法を用いることで、動作の効果を最大化し、ストレスを軽減する効果があります。

【ヨガとピラティスの違いと共通点】

ヨガピラティス
成り立ち約4000年前にインドで発祥約100年前にドイツでジョセフ・ピラティス氏が考案
目的心や生き方の修行・瞑想身体の機能回復のためのリハビリ・筋力強化
動きゆったりと精神を整えながらポーズをとるインナーマッスルを意識して、止まらずに動く
呼吸法主に腹式呼吸胸式呼吸

両者とも、ストレッチングや柔軟性の向上、バランスの改善など、健康へのポジティブな影響をもたらすことができます。しかし、そのアプローチや焦点には違いがあります。大きな違いは、

ヨガは「精神面や心を重視したもの

ピラティスは、「身体の機能改善を重視したもの」

になります。

ヨガは心身の統合と哲学的な側面を強調し、瞑想や呼吸法を取り入れて内なる平和、すなわち「自分と向き合い、心と身体の安定」を追求します。

一方、ピラティスは「身体の機能改善を目的とした身体つくり」として体幹の強化やストレッチ、筋力トレーニングなど身体に焦点を当て、身体の安定性とバランスを向上させることを目指します。

【どちらを選ぶか】

ヨガとピラティスは、成り立ちや、特徴に違いはあるものの、個人の目標や好みに合わせて選択できる素晴らしいエクササイズ法です。

心身の健康、心の安定やバランスを追求したい方にはヨガ体幹の強化や姿勢改善や動きの改善を望む方にはピラティスが適しているかもしれません。

どちらも素敵なボディーワークなので、自分に合った最適なエクササイズ法を見つけることが大切です。

体幹の強化や姿勢や動きの改善を望む方は、どうぞお気軽にお問い合わせいただき、一緒に身体作りをやっていきましょう。

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